"貸し事務所を利用するにあたり、ランニングコストはどのようになるのでしょうか?発生する費用は、毎月の賃料、水道光熱費、通信費、共益費が主となります。勿論、事業主によってはこのほかに、従業員の人件費や雑費、メンテナンス費用、固定資産税などがかかります。賃料の目安は、関東・関西地方で15,000円/月坪〜25,000円/月坪程度といわれています。例えば小規模な20坪程度の事務所であったとしても、安くて30万円台〜高い所では50万円を超えてしまうでしょう。個人住居の家賃と比べて、はるかに高いことが分かるかと思います。共益費は、ビルのテナントの1つとなっている貸し事務所を借りる場合などに発生します。事務所とは別フロアに共用のミーティングスペースがあったり、駐車スペースを他テナントと共用する事例が挙げられます。いずれにせよ、それなりの収入が無ければ維持が難しい金額となっており、本当の小規模から始めたいという起業したての個人事業主などには、貸し事務所の形態は厳しいかもしれません。しかし、自宅からも部外者からも隔離されたプライベートなワークスペースが手に入るという魅力は、やはり事業主の方々には大きく感じられるようです。貸し事務所で最も大きな負担となるのは、月々のランニングコストよりも初期費用(イニシャルコスト)です。まとまった初期資産はないが、まず事務所がなくては…という方は、レンタルオフィス等から始め、安定した頃に貸し事務所へ移転、という道もあるのではないでしょうか。"